確実に自分の髪の毛が復活・生えてくるのは「自毛植毛」だけです。
増毛も確実に「髪を増やすこと」はできますが、あくまでも「自分の髪」ではありません。
現在では「薄毛治療薬:ミノキシジル、プロペシア、ザガーロ」などもありますが、
髪の毛を「生やそうとする」ものであり(生えてくる)効果には個人差があります。
薄毛治療薬は飲み続けなくては効果がなく、止めてしまうと「元の薄毛」に戻ってしまいます。
このため今後ずっと薬を飲み続けることへの体の負担、副作用も心配される人も多いです。
自毛植毛は薬のような副作用もなく、確実に薄い部分に自分の髪を生やせる・増やせる唯一の方法です。
薄毛現場でよくお客様から
「自毛植毛って高いんでしょ?」
「1000本くらい植毛すると、どれくらい変わるの?」
「1000本と10000グラフトの違いは何?」
「自分のハゲ状態では、どれくらいの植毛本数が必要なの?」
と聞かれます。
そこで薄毛業界20年以上で働き約約2万人の薄毛症状を見てきた管理人:美容師が「植毛1000グラフトでカバーできる薄毛の範囲や費用」「自毛植毛クリニックの正しい選び方」を案内いたします。
ご参考にしてください。
★後悔しない自毛植毛の選び方は担当ドクターの経験値と症例数です
★自毛植毛手術症例数:4600件以上のドクターが施術するクリニック
★業界内では高密度の植毛が可能(業界最小:直径0.6mmの筒状の機材使用)
親和クリニック
Contents
植毛本数の数え方。グラフト(株)って何?
まずはグラフト・株と植毛本数の関係について説明します。
薄毛が進行している人でも、後頭部周辺の髪まで薄くなる人は少ないです。
自毛植毛では、この薄くなりにくい後頭部周辺の髪(毛根)を、薄くなった部分に移植、植毛します。
後頭部周辺の1つの毛根からは平均して2~3本の髪が生えています。
この1つの毛根のことを「グラフト」や「株」と呼びます。
多くの自毛植毛クリニックでは、1グラフトを約2~2.5本で計算します。
例:
1000グラフト = 約2000本~2500本
髪の毛1000本ってどれくらい?
⇩これが「髪の毛1000本」です。
(500本の毛束×2本)
⇩毛束ではわかりにくいので、バラバラにしてみました。
髪の毛1000本を見てどう思われましたか?
「1000本ってけっこう毛量があるんだ!」と思われる人
「1000本ってけっこう少ないんだ!」と思われる人
「髪の毛1000本」の感じ方は人それぞれだと思います。
この1000本(約400~500グラフト)でカバーできるのは「初期の薄毛(薄毛初期)」程度になります。
それでは、詳しくご案内いたします。
初期の薄毛をカバーできるくらいの本数:500グラフト(約1000本~1300本)
薄毛初期:生え際のM字部分が少し薄くなったきた!(M字ハゲの回復)
このように、生え際のM字部分が少し薄くなったきた状態をカバーするには約500グラフト(約1000本~1300本)が必要になります。
M字ハゲ部分に「1000本の髪」を増やしてみた。
M字ハゲ部分に「1000本髪を増やす」と言ってもなかなか創造がつかないでしょう。
そこで、増毛で、M字ハゲ部分に「1000本の髪」を増やしてみました。
M字部分の髪は弱く伸びにくいので俗に言う「M字ハゲ」になってしまいます。
⇩M字ハゲの状態で髪を伸ばすと・・・
⇩M字ハゲ右半分に250本~500本髪を増やしてみた。
⇩M字ハゲ全体に1000本髪を増やしてみた。
このように、初期の薄毛:生え際のM字部分をカバーするには、約500グラフト(約1000本~1300本)が必要になります。
約500グラフト(約1000本~1300本)に掛かる費用はいくらくらい?
薄毛初期:M字ハゲの回復費用 約50万円~70万円
植毛計算図:引用:親和クリニック
中期の薄毛をカバーできるくらいの本数:1000グラフト(約2000本~2500本)
薄毛中期:生え際の後退が気になる。広くなったおでこを狭くする。
⇩薄毛が進行して、広くなったおでこ
⇩広くなったおでこを狭くした。生え際を下してみた。
(これは、貼る増毛・増毛シートで再現しています。)
生え際約1センチ、M字ハゲ部分約2センチ「おでこを狭くしてみた」
髪が増えて「おでこが狭くなる」状態のイメージです。
(これは貼る増毛・増毛シートで再現しています)
⇩おでこが広くなり「前髪がスカスカ状態」
⇩生え際約1センチ、M字ハゲ部分約2センチ「おでこを狭くしてみた」
このように、中期の薄毛:生え際の後退が気になる、広くなったおでこを狭くするには約1000グラフト(約2000本~2500本)が必要になります。
約1000グラフト(約2000本~2500本)に掛かる費用はいくらくらい?
薄毛中期:おでこを狭くする費用 約90万円~120万円
植毛計算図:引用:親和クリニック
後期の薄毛をカバーできるくらいの本数:2000グラフト(約4000本~5000本)
薄毛後期:生え際からつむじ周辺まで薄毛が広がってしまった状態
このように薄毛がかなり進行してしまった状態。
生え際からつむじ周辺までの薄毛をカバーするには約2000グラフト(約4000本~5000本)が必要になってしまいます。
約2000グラフト(約4000本~5000本)に掛かる費用はいくらくらい?
薄毛後期:生え際からつむじ周辺まで薄毛が広がってしまった状態の回復費用
約200万円~300万円
植毛計算図:引用:親和クリニック
自毛植毛クリニックの選ぶポイント
値段だけで選ぶと後悔する!?
最近は多くの病院、クリニックで自毛植毛手術を行っています。
その中でも「費用を安く」して手術を行っているクリニックもあります。
確かに自毛植毛は「安い手術」ではないので、「費用、料金が安く」なっていると気になりますね。
但し、「費用や料金だけで」クリニックを選ぶとあとでエライことになってしまうかも・・・・
そこで、後悔しない自毛植毛クリニックを選ぶポイントとは・・・
植毛は密度が大事(高密度が重要)
・密度がでないと「スカスカ」状態!!
・密度を出すには熟練の技と高密度に植えられる機材が重要
薄毛現場で美容師をしていますので、多くの自毛植毛経験者の髪をカットしてきました。
その中で、植毛して髪は生えてきているが(生えてきた髪が)スカスカ状態の人を見たことがけっこうあります。
薄毛状態ではない成人の髪の密度は「1平方センチに平均200~250本」と言われています。
⇩「1平方センチに平均200~250本」の高密度
経験値豊富な熟練ドクターが、
高密度に植えられる機材(直径が0.6mmの極細径パンチブレード)を使用すると上の写真と同じような高密度の植毛が可能です。
ただ、あまり慣れていないドクターになると、植毛の密度は「1平方センチに50~75本」程度になってしまいます。
⇩「1平方センチに50~75本」の低密度
高密度と低密度を比べてみると・・
前髪スカスカ状態+M字ハゲの「生え際」を下して(下げて)みました。
下の写真は高密度「1平方センチに平均200~250本」と低密度「1平方センチに50~75本」の増毛シートを使用して、生え際を下して「おでこを狭くした状態」を再現しています。
⇩前髪スカスカ状態+M字ハゲ状態
⇩高密度「1平方センチに平均200~250本」で、生え際を下した。
⇩低密度「1平方センチに50~75本」で、生え際を下すと・・・
生え際は、スカスカ状態!
⇩低密度と高密度を比較すると・・・
どうですか?
高密度と低密度の「差」がよくわかると思います。
せっかく植毛するならば、後悔しないように高密度の植毛ができるクリニックを選んでください!
★後悔しない自毛植毛の選び方は担当ドクターの経験値と症例数です
★自毛植毛手術症例数:4600件以上のドクターが施術するクリニック
★業界内では高密度の植毛が可能(業界最小:直径0.6mmの筒状の機材使用)
親和クリニック
担当ドクターの経験値が大事
技術的経験値の差で生えてこない!?
自毛植毛は、後頭部周辺の毛根を薄毛部分に移植、植毛する繊細な手術です。
この毛根を取り出す際に(毛根に)傷をつけてしまうと「髪は生えてきません」
髪の根本:毛根は頭皮の下で色々な方向に向いています。
この毛根の方向性で髪のクセ、流れが決まります。
あまり経験値がないドクターの場合は、髪のクセ:毛根の方向性がわからず一定方向で毛根を切り取ってしまうケースが起こります。
また最近よく見かける「植毛ロボット」も一定方向で毛根を取り出してしまう傾向があります。
先ほども書きましたが、頭皮下の毛根の方向性はバラバラです。
これを一定方向だけで、切り取ると「毛根に傷が付く:髪が生えてこない」確率が上がってしまいます。
自毛植毛は経験値豊富なドクターがいるクリニックで受けることおすすめします。
美容的経験値で不自然な仕上がりに!?
自毛植毛手術には美容的な技術も重要です。
美容的な要素は経験値が必要です。
あまり経験値がないドクターの場合、生えてきた後が想像できないのか「生え際ラインに目いっぱい植毛をする」場合がよくあります。
こなると、出来上がった(生えてきた)生え際ラインは、人形のような一直線で不自然になってしまいやすいです。
⇩人形の生え際ライン
こんな生え際は嫌ですね。
経験値豊富なドクターには「生えてきた後」が(経験値上)わかるので、自然な生え際ラインを作ることが可能です。
結局、自毛植毛が最も安い「髪を増やす方法」だった!
髪の毛を増やす方法には、自毛植毛以外に
・増毛
・薄毛治療薬(ミノキシジルやプロペシア、ザガーロ)
があります。
それでは、増毛、薄毛治療薬、自毛植毛に掛かる費用を比べてみます。
増毛に掛かる費用
・年間約13万円~16万円が必要(今後ずっと必要)
増毛は確実に髪を増やすことができます。
但し増えた髪は「自分の髪」ではありません。
増毛は増えた毛量を維持するには、今後ずっとメンテナンス費用が掛かります。
約1000本で作った毛量を維持・キープするには年間で約13万円~16万円が必要になります。
この約13万円~16万円は、毛量を維持するには今後ずっと必要になってしまいます。
薄毛治療薬に掛かる費用
・年間約12万~24万円が必要(今後ずっと必要)
まず薄毛治療薬は確実に「髪が増える」ものでは、ありません。
髪が増える効果には個人差があります。
(効果がない場合もあります)
薄毛治療薬は飲み続ける、使い続けることで髪が増える(かもしれない)ので、薬を止めると元の薄毛に戻ってしまいます。
これら薄毛治療薬に掛かる費用は平均すると年間約12万~24万円(1ヵ月約1万~2万円)と言われています。
この年間約12万~24万円は毛量を維持するには今後ずっと必要になってしまいます。
また薄毛治療薬は「薬」ですので、副作用もあります。
自毛植毛に掛かる費用
・初期の薄毛の場合:約50万円~70万円
自毛植毛は確実に「自分の髪が生えてきます」
また自毛植毛だけが、1回の費用・出費で「増えた毛量を維持・キープできます」
(手術後のメンテナンス費用が必要ない)
5年間で必要な費用を「自毛植毛」「増毛」「薄毛治療薬」で比べてみました。
自毛植毛は初期段階の費用:約50万円~70万円
「約50万円~70万円」って高いよなーーー!
と思われるでしょうが、5年間で掛かる費用を比べると「自毛植毛が一番安い・経済的」なことがわかります。
表にすると・・・
植毛 | 増毛 | 薄毛治療 | |
1年目の費用 | 約50万円~70万円 | 約13万円~16万円 | 約12万~24万円 |
2年後のメンテナンス費用 | 0円 | 約13万円~16万円 | 約12万~24万円 |
3年後のメンテナンス費用 | 0円 | 約13万円~16万円 | 約12万~24万円 |
4年後のメンテナンス費用 | 0円 | 約13万円~16万円 | 約12万~24万円 |
5年後のメンテナンス費用 | 0円 | 約13万円~16万円 | 約12万~24万円 |
5年間でかかった費用 | 約50万円~70万円 | 約65万円~80万円 | 約60万円~120万円 |
このように5年間で必要な費用を自毛植毛、増毛、薄毛治療で比べると
結果的に「自毛植毛が一番安い、経済的」な方法なのがわかります。
また増毛、薄毛治療はこの後もずっと継続的に費用がかかります。
自毛植毛は最初に少し高額な費用がかかりますが、長期的な出費・費用を計算すると「一番安い・経済的な」髪を増やす方法でした。
まとめ
・植毛1000グラフトは約2000本~2500本
・薄毛初期:M字ハゲの回復
約500グラフト(約1000本~1300本)が必要
費用は約50万円~70万円
・薄毛中期:生え際の後退が気になる。広くなったおでこを狭くする。
1000グラフト(約2000本~2500本)が必要
費用は約90万円~120万円
・薄毛後期:生え際からつむじ周辺まで薄毛が広がってしまった状態の回復
約2000グラフト(約4000本~5000本)が必要
費用は約200万円~300万円
後悔しない自毛植毛クリニックを選ぶ需要ポイント
・高密度植毛が可能なこと
低密度だと、生えてきた髪は「スカスカ状態」
高密度を出すには熟練ドクターの技と高密度に植えられる機材が重要
・経験値豊富な熟練ドクターに手術を担当してもらうこと
あまり経験値がないと・・・
生えてこない
不自然な仕上がり、生え際になってしまう!?
・高密度植毛ができる機材を使用しているクリニック(業界最小:直径0.6mmの筒状の機材使用)
・経験値豊富な熟練ドクターがいるクリニック
で必ず手術を受けることを、薄毛業界美容師として「強く」おすすめします。
自毛植毛は結局「安い!」
自毛植毛だけが、増えた毛量を維持するのにメンテナンス費用が今後掛からない
増毛、薄毛治療薬は、増えた毛量を維持するのに今後ずっとメンテナンス費用が掛かる。
5年間で掛かった費用を比べると・・・
自毛植毛:約50万円~70万円(初回だけの費用で毛量をキープできる)
増毛:約65万円~80万円(年間約13万円~16万円、今後ずっとこの費用が必要)
薄毛治療薬:約60万円~120万円(年間約12万円~24万円、今後ずっとこの費用が必要)
結果的に自毛植毛が、将来的に掛かる費用を考えると
「一番安い・経済的な」髪の毛を増やす方法だった!!
★業界内では高密度の植毛が可能(業界最小:直径0.6mmの筒状の機材使用)
★後悔しない自毛植毛の選び方は担当ドクターの経験値と症例数です
★自毛植毛手術症例数:4600件以上のドクターが施術するクリニック
親和クリニック