プロペシアと同じように薄毛を改善させる働きがある育毛剤ってあるの?
プロペシアのような副作用がない育毛剤
髪の毛が薄くなったことで悩んでいる人は多いです。
その原因の一番の原因がAGA(男性型脱毛症)です。
毛包の細胞質にある5αリダクターゼという還元酵素によって、善玉男性ホルモンのテストストロンが
強力な悪玉脱毛ホルモンであるDHT(ジヒドロテストステロン) に変換されてしまいます。
DHTは毛母細胞の活動を低下させ、成長期に入る前の髪の毛を脱毛させてしまいます。
これによって髪の毛が段々薄くなってしまいます。
このAGAの治療薬がプロペシア(フィナステリド)です。
プロペシアの改善率は3年の服用でなんと78%です。
プロペシアはテレビのCMで「お医者さんに相談だー」と爆笑問題が歌っているのを見た記憶がある人は多いと思います。
これだけ有名で効果のあるプロペシアを使わずに「育毛剤」を使用する人は多いです。
78%の改善率の治療薬よりも、育毛剤を選ぶ理由
理由NO.1は「副作用が心配」
薄毛改善で考えれば育毛剤よりも、治療薬が効果は期待できます。
ただ、「薬」には副作用があります。
特にプロペシアは男性ホルモンに影響があるので
「プロペシアを飲むとインポになる」
「プロペシアのせいで勃起しなくなった」
などのウワサが広がりました。
プロペシアの製造販売会社「MSD]の発表では、
性機能に関する副作用の発現率は「1.8%」です。
実際に多くのプロペシア服用中の人に聞いてみましたが、
性的機能に関する副作用は聞きませんでした。
数字的には1.8%の発現率はあまり気にしなくていいでしょう。
ただ、これでも(プロペシアではなく)育毛剤を使う理由は
プロペシアの「女性禁止薬、特に妊婦は薬に触れてもダメ」といった理由がありました。
MSD社のプロペシアの添付資料にも
男性胎児の生殖機能の正常発育に影響をおよぼすおそれがある。
と書かれています。
これはやはり心情的に「怖い」ですね。
文献上も
「セックスでプロペシアの成分は女性には伝染らない」とされています。
また多くのドクターも「子作りにはプロペシアは影響ない」と言っています。
しかし
男性胎児の生殖機能の正常発育に影響をおよぼすおそれがある。
この一文は気にならないわけではありません。
仮に子供ができた後に「何か」があれば・・・と思うと心配ですね。
そこで・・
子作りの期間の前1ヶ月以上はプロペシアの服用を止めてみるのも良いと思います。
プロペシアの中止期間は
「プロペシア(フィナステリド)と同様の働きが期待できる天然成分配合の育毛剤」
の使用が良いでしょう。